株式会社ディー.オー.ディー.様
- 決済機能拡充で顧客満足度UP!販売データ分析の業務効率化も実現
- 大規模な販売イベントを支える POS&在庫管理システム
スポーツ用品の販促イベント、各種サイト等の企画、運営
設立 | 1997年 |
会社情報 | 販促とエンターテイメントを融合させたイベントの企画、運営。ショッピングサイト、コミュニティサイト、音楽プロモーションの企画運営など。 |
本社 | 東京都台東区 |
WEBサイト | http://www.fuyusupo.jp/index02.html |
国内最大級のウインタースポーツ用品の販売イベント「冬スポ WINTER SPORTS FESTA」。
その企画、運営を手がける株式会社ディー.オー.ディー.は、店舗を持たない会場販売に特化して、年間40億円以上を売り上げている。年約40回開催されるイベントは、代表とされる首都圏やナゴヤドームなどの大規模会場で平均動員数1万人超え、取扱商品数3万点以上を誇っており、販売業務に高機能なPOSシステムは欠かせない。
従来のPOSシステムで、イベント当日にPOSが起動しないトラブルが発生。これをきっかけに、システムの全面的な見直しに着手した。
2013年のイベントで、14台中12台のPOSが起動しないトラブルが発生。ハード容量が限界に近づいたことが原因だった。どうにか2台で営業開始にこぎつけたが、これをきっかけにシステムの全面的な見直しを計画した。
課題 The problem made into a subject.
「商品数が多くても安定稼働する、大容量のPOSレジを主体とする販売管理システム」、「使いやすく正確な在庫管理が可能なシステム」の選定が課題となった。
解決 a problem to be solved
3社のベンダーから提案を募集し検討を重ねた結果、DAiKOから提案されたPOSシステム『RetailFocus-L』と、共同提案された㈱アイルの販売管理・在庫管理システム、三菱UFJニコス㈱のマルチマネー決済端末『J-Mups』を採用。
同社にとって、スペック、機能ともに納得のいく唯一の提案だったことが決定の要因だった。
多彩なセット販売に対応するためのカスタマイズ、そして安定稼働。
ただし、同社のシステムにはフレキシブルな販売方法に合わせた大幅なカスタマイズが求められた。たとえば商品の多彩なセット販売への対応などだ。
そこでDAiKOとの強力なパートナーシップのもと、システムを構築。2014年10月に実装・稼働を開始した。
システム導入効果の実感、今後の展望。
新システムは社内で高く評価されている。会場運営や販売管理スタッフからは、「電子マネー等の様々な決済方法に対応しており、お客さまに『便利になった』と喜ばれた」「次に何をすべきか必要なレジオペレーションがPOS画面に表示されるので、慣れないスタッフも容易に業務をこなせる」との声があがっている。
また、以前は催事会場に設置していたレジ管理サーバを本社に設置、インターネットを介して会場のレジと連携、併せてSSL内蔵のPOSレジ採用でハード破損のリスクが低減した。
さらにPOSと在庫管理システムの連携で、本社業務も効率化。これまでは売上推移や売れ筋商品の分析時、POSデータを加工する必要があり、会場のデータ分析に2〜3日を要していた。だが、今はデータをそのまま活用でき、同じ分析結果を3時間で作成している。
今後はリアルタイムでのPOSデータ集計の強みをいかし、在庫管理の効率化・正確性向上などに取り組みたいという。本システムを有効活用し、顧客満足度を最大限にアップするとともに、売上に貢献する体制の確立を目指し、同社の挑戦は続く。