D’s Guardian|よくある質問 (FAQ)

よくある質問とその回答をまとめております。その他、ご不明な点がありましたら、「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

D's Guardianは、何をする製品ですか?

D's Guardianは、マイナンバーの収集、保管、利用、廃棄まで、マイナンバーの全体ライフサイクルを安全に保護、管理することができるAll-in-oneマイナンバーセキュリティソリューションです。

従業員が、セキュリティサーバーのWeb画面からマイナンバーを登録することで収集が完了し、管理者は、収集されたマイナンバーと関連書類を暗号化された状態で安全に保管することができます。マイナンバーを記入する書類作成時には、管理者権限でマイナンバーを安全に閲覧できます。

また、マイナンバーの廃棄については、管理者が直接廃棄(消去)することができ、従業員の退職日を基準にし、自動削除される期間を設定することも可能です。

ライフサイクルに沿うセキュリティ機能の他に、PC端末および人事・給与・会計システム(業務サーバー)のアクセス制御機能から、マイナンバー情報の漏えいを未然に防止し、PC端末と業務サーバーの使用履歴をログで確認できるなど、マイナンバー取扱事務者の方々に最適化されたソリューションです。

D's Guardianは、無料トライアルを提供していますので、マイナンバー対策ソリューションの導入検討時には、お気軽にご連絡ください。

D's Guardianの特長について教えてください。
  • セキュリティ性
  1. D's Guardianは、マイナンバー法とそのガイドライン要件をすべて満たす強力なセキュリティ対策を提供します。
  2. マイナンバーをクラウドや社内ネットワークとは離れた場所(セキュリティサーバー)に保管することで、マイナンバー漏えい事故などに対し、より安心することができます。
  3. マイナンバーのすべての使用場所と移動経路を徹底的に管理、保護します。
  • 便利性
  1. マイナンバーのライフサイクル(収集、保管、利用、廃棄)を一括管理します。
  2. 多様な管理機能を揃えており、設定方法が簡単。管理者の便宜を考慮した製品です。
  3. 収集に手間取り、数多くの個人支払先のマイナンバーも簡単に収集することができます。
  4. 冗長化構成により、万一の事態に備えた高可用性製品です。
  • 費用節減
  1. OS、DB、ウェブサーバー、管理コンソール、マイナンバー取扱業務・セキュリティS/W、データバックアップ、復旧まで備えたAll-in-oneソリューションであり、各ソリューションをそれぞれ導入する場合より、コストを節減することができます。
  2. 納入後、別途インストール過程がなく、電源接続と簡単なネットワーク設定だけで機能が可能であるため、導入までの時間を節約できます。
  3. すべてのコンポーネント(OS、DB、ウェブサーバー、管理コンソールなど)が1台のアプライアンスに搭載されており、バージョンやトラブル時の対処など、運用が便利です。
D's Guardianはどのように構成されていますか?

D's Guardianは、マイナンバーを暗号化して保管するセキュリティサーバー(Security Server)、マイナンバー取扱事務者のPC端末にインストールするUser Agent、マイナンバー関連業務に使用される基幹システムにインストールするPolicy Agentで構成されています。

D's Guardianは、どのようなハードウェアを採用していますか?

D's Guardianセキュリティサーバーは、ラック型とタワー型があり、それぞれ、冗長化構成モデルとシングルサーバーモデルに分かれます。冗長化構成モデルもマイナンバー処理数などのスペックによって3種類があり、計8種類のもでるがあります。

筐体は、ラック型とタワー型それぞれ、富士通製のPRIMERGY TX1330 M2 タワーベースユニットとPRIMERGY RX1330 M2 ラックベースユニットを採用しています。

専用アプライアンス(ハードウェア)を使用すると、どんなメリットがありますか?
  1. セキュリティ性
    専用アプライアンス(D's Guardianセキュリティサーバー)からは、必要なポートを最小限に止め、一般ユーザーのシステムShell接続を制限するので、不正アクセスを未然に防止することができます。
  2. メンテナンスの容易性
    専用アプライアンスを使用するとメンテナンス上の課題が最少化されます。それぞれのコンポーネントを組み合わせる製品だと、トラブルが発生した場合、関連業者に全部連絡しなければなりません。

これは、専用アプライアンスにサポート依頼する場合と比べると費用・時間の損失に繋がります。

クラウド型ソリューションと比べると、どのようなメリットがありますか?

D’s Guardianは、マイナンバーを物理的に離したサーバーに保管するので、不正アクセスをより徹底的に防止することができます。クラウドサービスにマイナンバーを保管する場合は、セキュリティの面で更なる注意が必要となるため、独立したサーバーとは比較の対象になりません。

ソフトウェア型ソリューションとは何が違いますか?

D’s Guardianは、All-in-oneアプライアンスです。

別途サーバーにインストールするソフトウェアソリューションと比べると、メンテナンスの面でメリットがあります。各コンポーネントの導入費用とメンテナンス費用を踏まえて比べると、アプライアンス製品が費用面ではるかにメリットがあります。

ファイル暗号化ソリューションと比べると、どのようなメリットがありますか?

D’s Guardianは、暗号化が必要なテーブルとコラムのみ暗号化を行うため、処理効率が向上されます。その反面、ファイル暗号化製品はファイルごと暗号化対象にするので、処理効率がわりと落ちるようにあります。

また、ファイル暗号化ソリューションを使用した場合は、それぞれのPC端末にマイナンバーを暗号化し保存します。D's Guardianでは、マイナンバーを物理的に離れた場所(セキュリティサーバー)に暗号化して保管し、マイナンバーを利用する時のみ管理者から照会できるため、セキュリティ面でより安心することができます。