株式会社ロン・都様
- 充実の基本機能とバックアップ体制で、短期導入を実現
- 会員システムとの連携で、顧客満足度と業務効率を向上
アパレル小売業
設立 | 1967年 |
会社情報 | レディス、メンズ衣料、ファッション雑貨等の販売 |
本社 | 長野県長野市 |
WEBサイト | http://www.ron-miyako.co.jp/ |
長野県を中心に、ファッション専門店を展開している株式会社ロン・都では、 POS システムのハード老朽化に伴い、システム刷新の検討を始めた。
当初は稼働中のPOSシステムを更新する予定だったが、業務効率とともに顧客満足度の向上も図りたいと考え、新システムを探すこととなった。そして採用したのが、DAiKOの「RetailFocus-L」だ。
課題 The problem made into a subject.
「基幹システムである商品管理システムや他の会計、会員システムとも親和性が高く、店頭POSでの各種情報の確認はもちろん、操作性に優れ、新人スタッフでも直感的に使用できること、そして何よりも短期間の導入と展開に対応してもらえたことが決め手となりました」と語る。(同社システム開発部次長 堀内 大作氏)
解決 a problem to be solved
採用決定は2011年10月だったが、2月の決算に合わせて稼働を開始したいと考えていたため、準備期間はわずか3か月。しかしカスタマイズがほとんど必要ないことに加え、DAiKOのバックアップ体制により、新システムは予定通りに稼働を開始した。
日々の売上集計時間が1/4に短縮
本稼働から5か月が経過し、導入効果も現れ始めている。第1の効果は店頭売上集計の業務が容易になり作業時間が4分の1に短縮されたことだ。以前は、店舗POSと本部サーバ間のデータ連携をはじめとする営業後の業務に20分近く要していたが、現在は、毎日の営業後の集計業務が5分で済むようになった。
第2の効果はそれまで手作業で行っていたクーポンの集計が自動化され、業務効率が向上したことだ。店舗スタッフの負担が激減し、接客や在庫確認などほかの業務にさける時間が増えたという。
会員情報システムとの連携を接客に活用
そしてもうひとつ、大きな効果があったのが会員情報システムとの連携だ。同社では、購入金額に応じてポイントが貯まるメンバーズカードを導入している。この会員情報がカードの読み取り時に、POSレジで確認できるようになったことで、効果的な販促が可能になった。
「お客さまのお名前や購入履歴などを接客に生かせ、顧客満足度が向上しました。同時に、DMの未着情報などがあった場合、その場でお客さまに住所を確認するなどのアクションを起こすことも可能になり、販促活動のムダを省いて経費の節減につながっています」
と、総務部次長の鷲澤 真由美氏。
今後は会員管理システムに販売促進活動を絡め、CRMにも力を入れていきたいと考えているという。システムの活用によって今まで以上に顧客の心情に寄り添った営業活動を実現させたいという同社の目標は遠からず実現されるはずだ。